2016年7月20日水曜日

東地域サイクリング(文化財巡り編)



それでは、早速出発いたします。
最初の目的地は、東下野出島にある「鹿島神社」です。
白河提灯まつりの白河市鹿島の「鹿嶋神社」とは違います!
※漢字が間違っている訳ではございません。

「鹿島神社」には、明治36年の社殿再建の際に、信夫郡(福島市)の彫刻師、平間弥助によって彫られた見事な昇り龍、降り龍があり、市指定文化財になっています。
また、明治時代の名工、小松寅吉が彫った「狛犬」も非常に有名です。
小松寅吉についての詳細は、鈴木市長が以前に書いた「手控え帖」をご覧ください。
http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page000339.html



まずは、「きつねうち温泉」から【県道75号塙泉崎線】に出て、浅川町方面を目指します。
比較的なだらかな道を4km弱走ると、小野田郵便局、小野田小学校の交差点に差し掛かりますので、これを直進。

坂を少し上り、左折して直ぐ、「鹿島神社」に到着です。



自転車を置いて、鳥居をくぐると、青い紫陽花が咲いていました。
静閑な雰囲気の中、社殿までの石段を上ります。

ここで、「狛犬」とご対面。




寅吉の代表作とも言われているこの「狛犬」、さすがの迫力ですね。

私自身、これまであまり「狛犬」を注意して見たことが無かったので、改めて意識して見てみると、作品を彫り上げた作者の息遣いが伝わってくるようで、とても感動しました。

県南地方には、小松寅吉やその弟子である小林和平の作である「狛犬」等が多く点在しているそうですので、これを巡ってみるのも楽しそうですね。

今回は、社殿の昇り龍等を見ることが出来ませんでしたが、それはまた次の機会に。
それでは、「鹿島神社」を後にして、次の目的地へ。

「鹿島神社」を出て、先ほどの交差点まで戻り、これを左折します。

ここから、しばらく、左手に田んぼを眺めながらのサイクリングとなります。


手入れの行き届いた田んぼは、緑がとても鮮やかでした。
秋の稲刈り前の田んぼは、黄金色に輝くのでしょうね。
すると、途中、道路脇に看板が。


「坂本観音(勝善神社)の石像馬」とありますので、少し寄り道してみます。



「坂本観音」は馬の守護神だったとは、知りませんでした。
馬好きな方も、そうでない方も是非一度。

(次回「グルメライド編」に続く)

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